負担を抑えたインプラント治療「オールオン4」
すべての歯を失った方、総入れ歯でお困りの方へ。
インプラント治療は、埋入するインプラントの本数が多くなるほど、費用や身体の負担が大きくなってしまいます。そのため、ほとんどの歯を失った方のインプラント治療は、負担が大きくなりやすく、治療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
しかし、オールオン4という術式によって、埋入するインプラントを減らして、費用や身体の負担を抑えて治療を受けていただけるようになりました。
従来の術式では、8本以上のインプラントを埋入しなければならなかったケースでも、4~6本のインプラント埋入で、片顎すべての歯が取り戻すことが可能です。
オールオン4はこのような方におすすめしています
・歯がほとんどない
・総入れ歯が合わなくて困っている
・インプラントの費用が心配
オールオン4とは
最小4本のインプラントで12本の連結した歯を、手術当日に装着可能な治療方法です。奥歯(臼歯部)に傾斜をつけてインプラント埋入し、少ないインプラントで多くの歯を固定します。
総入れ歯をお使いで、骨吸収が進んでいる方の場合、骨を増やす治療(骨造成)が必要となりますが、骨量の多い場所を選んでインプラントを埋入するため、骨造成を行わずに済むケースも多いです。
当院では、歯が全くなくインプラント治療を断念している方に、オールオン4による治療をおすすめしています。
オールオン4のメリット・デメリット
すべての歯を失った場合の治療法には、インプラント(オールオン4)と総入れ歯があります。入れ歯をお使いの患者様には、「入れ歯が噛めない」「噛むと痛い」「すぐに外れる」といった悩みをお持ちの方が多いですが、オールオン4ではそのようなことはありません。
埋入本数が少ないので、費用も体の負担も抑えられるという点は大きなメリットと言えるでしょう。また、歯が入るまでの期間を心配される患者様も多いのですが、インプラント埋入手術の当日に仮歯が入るため、「歯がなくて困る」「噛めなくて食べられない」ということはありません。
総入れ歯との比較
オールオン4 | 総入れ歯 | |
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メリット | ・総入れ歯に比べ、咀嚼能力が高い ・固定式なのでズレたり外れたりしない ・骨がやせるのを防げる ・手術当日に歯(仮歯)が入る | ・保険治療なので費用を抑えられる ・手術が必要にならない ・ほとんどの人が適応となる ・修理や調整が行いやすい |
デメリット | ・保険が適用とならない (入れ歯に比べ費用が高い) ・手術が必要になる ・術後のメンテナンスが必要 | ・オールオン4に比べ咀嚼力が劣る ・違和感が生じやすい ・骨の吸収が進みやすい ・外れることがある ・時間がたつと合わなくなり調整が必要 |